7/12 職場体験・国際交流学習

2022年7月12日 20時08分

 今日から3日間、宇和島南中等教育学校の3年生が田之筋小学校に職場体験にやってきます。全校朝会で児童との対面式を行いました。

 校長先生が紹介された後、自己紹介を兼ねた挨拶をしてもらいました。少し緊張しているようにも見えましたが、はきはきとした口調でしっかりとした挨拶でした。さすがは田之筋小学校の卒業生です。

 挨拶を聞く子どもたちの姿勢も大変立派でした。
 この3日間の体験を通して「教員になりたい」という気持ちを少しでも膨らませてほしいと思います。
 さて、3校時には、5・6年生が国際交流学習を行いました。

 昨日紹介していただいたカンボジアの「ソンプール小学校」とのオンライン交流です。Zoomを使って互いの教室をつなぎました。

 昨日の学習後にそれぞれが考えた質問をカメラ(マイク)の前に立って伝えます。今の時期に咲いている花、学校から帰った後の過ごし方(カンボジアの学校は午前中授業)など様々な質問をしてみました。こちらはスクリーンにライブ映像が映し出されていますが、ソンプール小学校側は通訳の方が持っているスマートフォンを介してのやり取りのため、ややタイムラグがありました。

 それでもソンプール小学校の子どもたちは、「今はバラの花がきれいに咲いています。」「学校から帰ると家事の手伝いをしたり、宿題をしたりしています。近所の友達とサッカーなどをして遊びます。」など自分たちの考えや生活の様子を一生懸命に伝えてくれました。

 わかったことはしっかりとメモを取りながら聞きました。交流の最後には、カメラに向かってみんなで手を振ってお別れしました。ソンプールの子どもたちにはこちらの映像は見えていなかったかもしれませんが、通訳の方の声掛けで、合掌して別れを惜しんでくれていました。

 1時間足らずの交流ではありましたが、両校の子どもたちにとって多くの気付きがあり、互いを理解するきっかけとなる有意義な時間となりました。今回の交流が一度だけで終わらず、次の交流につながればと願っています。貴重な交流の場を設定していただいた地域の方、公民館の方々に心よりお礼申し上げます。