11/26 人権教育参観日・田之筋地区人権のつどい

2022年11月26日 18時30分

 本日は、人権教育参観日並びに田之筋地区人権のつどいにお越しいただきありがとうございました。はじめに、各学年の人権に関する学習の様子を参観していただきました。
 1年生。「くりのみ」という教材を通して、友達と仲良く助け合うことの大切さについて考えました。

 2年生。「竹馬と一輪車」という教材を通して、友達とけんかをした時でも、相手の気持ちを考えて、仲直りしようとしたり、助け合ったりすることの大切さについて考えました。

 3年生。「ちいちゃんのかげおくり」の朗読劇を発表しました。戦争を扱った学習から生命の大切さについて考えました。

 4年生。「わたしのいのち」という教材を通して、生命の尊さに気付き、精いっぱい生きることの大切さを学びました。

 5年生。「くずれ落ちた段ボール」という教材を通して、相手の立場に立ち思いやりの心を持って接することの大切さについて考えました。「自分だったら・・・。」という視点で話し合うことで、一人一人が自分事として考えを深めていました。

 6年生。それぞれが長所・短所だと感じていることの中から、友達が短所だと思っていることを「リフレーミング」して長所に言い換える活動を通して、自分のことも友達のことも肯定的に捉える見方について学びました。

 久しぶりの参観日に、子どもたちも担任の先生方も、いつも以上に張り切っているように感じました。保護者の皆様にも、子どもたちが生き生きと学習に取り組む様子を見ていただけたのではないかと思います。

 授業を見ていただいた後の全体会は、人権コンサートを通して、みんなで「人権」について考えました。

 講師は、県立大洲高等学校の繁桝義一先生です。「命の根っこにある人権」というテーマで、素敵な歌声と心に染み入るお話を聴かせていただきました。

 たくさんの人権問題についてお話をしていただきました。低学年の子どもたちには少し難しい内容もありましたが、優しく語り掛けるような先生の語り口に引き込まれ、みんな一生懸命に耳を傾けているようでした。

 コンサートの最後には、子どもたちも一緒に「この時代に」を歌いました。

 まごころ込めて歌う子どもたちと繁桝先生の歌声には、たくさんのメッセージが込められているように感じました。会場全体が温かい雰囲気に包まれ、心地よい時間を過ごしていただけたのではないでしょうか。
 本日の参観日・人権のつどいが、ご家族で、地域で、「人権」について考え、話し合う契機となれば幸いです。ご多用の中、お越しいただいた保護者・地域の皆様、そして、すばらしい歌声とトークで多くのご示唆をいただいた繁桝先生、本当にありがとうございました。